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晴れの日は突然に

Chaiと飼い主は6年半の間、大学病院の行動診療科も受診していました。

先生方の「長いですね!」という言葉で気付きましたが、問題行動がおさまって終了される方が多い事と思います。
しかし、もっと長く受診を継続されているコも居るとの事で、私たちもずっとお世話になるつもりでいました。

終了したきっかけはいくつかありますが、長期間の中で診察の料金や頻度も変わり、担当医も変更になりました。
そして明確になった事がありました。

残念ながらChaiの攻撃がゼロになる事はない、という事実。
またその中でも、当時が良い状態だと思えたので、一旦けじめをつける事にしました。

飼い主の中で、色々なタイミングが合致した、という事も大きいかと思います。
ちなみに受診を一旦終了しても、いつでも再開可能との事でした。


Chaiの攻撃が出始めたのは1歳半の頃からなので、なんと11年前です!長い間葛藤は続きました。
様々な薬・トレーニング・対応方法を試して、何とかChaiとの生活がより過ごしやすくなる様に、Chaiも飼い主も努力してきたつもりです。
近年では、生活もChaiに合わせるという飼い主ばかっぷりも発揮しています(笑)
その甲斐もあってか、攻撃が起きるパターンは大分把握しやすくなりました。

しかし、一つの攻撃パターンを何とかやり過ごせる様になっても、また違った形で出てきてしまいます。
Chaiの体調や時期によって悪化する事もあるので、一筋縄ではいかない、いたちごっこの様でもありました。
治療期間が長くなるにつれ、いつまで治療を続けるのか、終わりがくるのはChaiがいなくなる時なのではないか、とも考える様になりました。

そんな中で、たまたま担当医が変更となり、思い切って伺ってみた所、
やはり今まで通りで、Chaiが試せる新しい薬もないし、攻撃がゼロになる事はないだろう、と再確認できたのです。

残念と言えば残念な結果にはなりますが、飼い主にとっては有意義な話でしたし、気持ちもすっきりしました。
ベースに水頭症とてんかんという病気がある限り、複雑に絡み合っている行動に対しても、画期的な治療方法が見つかるわけではないのです。
秀才や優秀な方が集まる大学の病院なので、最先端の情報も入ってくるはずです。
何より、日本で数名しかいらっしゃらない認定医のお二人が言うのだから、間違いはないと確信しました。

今までも分かっていた事ですが、この時に何故だかすっと納得できました。
諦めるのではなく、今まで頑張ってきた結果だからこそ、割とポジティブに捉える事ができたのかもしれません[ぴかぴか(新しい)]
以前にも感じた事ですが、この飼い主の気持ちの変化は、行動診療科を受診した事と先生方のお陰だと思っています。
https://cloudless-sky.blog.ss-blog.jp/2015-06-05


「晴れの日はやってくる[晴れ]
行動診療科の終了を決意した時に、心からそう思えました。

ブログのタイトルを付けた時は、自身でも半信半疑な部分もあり、希望も含んでいました。
Chaiが長生きできるのかも、正直分かりませんでしたし‥。
終了して3年が経つ現在は、虹が出ている様な、穏やかな時期が続いています[犬]


そしてもちろん、晴れの日だけではなく、曇りや雨の日もやってきます。

現在Chaiの攻撃が出るパターンは大きく2つ。
・飼い主の膝の上に登った直後
・Chaiの起床から数時間以内に、飼い主が着替えた時

あくまで素人の考えですが、神経のスイッチがあるとしたら、切り替えが上手く行かない様な感じです。
特に急激な切り替えはChaiの負担になる様な気がしますし、継続する負担も攻撃を起こしやすくする様に見えます。

年齢的にも他の疾患が気がかりになってきたり、攻撃以外にもまだまだ闘いは続きますが、
今後もChaiが穏やかに過ごせる様に、悩みながらもより良い決断をしていきたいです!

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2年前とポジションが全く変わらず[わーい(嬉しい顔)]強いて言えば、前肢の皺が増えた位でしょうか[ひらめき]
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近況:良い変化

とても久し振りの更新となりますが、Chaiは元気にしています(*^▽^*)

5月で12歳になりました[バースデー]
年相応に色々な問題は出てきていますが、大きな問題はなく元気一杯。
嬉しいことに、奇跡を更新し続けてくれています[ぴかぴか(新しい)]

今日は顕著な変化を書いておこうと思います。

昨年の春から暑くなるまで、散歩が一日2回行ける様になりました!
半年も続いたのは、初めてかもしれません。
散歩に行く時に攻撃が出る時期があったり、散歩を楽しめるようにトレーニングをした時期もあった程なので、飼い主は感動。
距離は相変わらず短いですが、外に出る事が嬉しそうで何よりです。

雨
「雨に濡れました」


やはり視力や聴力が落ちてからの方が、穏やかに過ごせている様に見えます。

トリマーさんは「感覚が鈍くなった」という表現をされていましたが、確かにその通り。
何と言うか、良い意味でピリピリしていた部分が和らいだ様な感じがします。


トリミングでのChaiの行動も変わりました!
以前は迎えに行くと、とにかくその場を離れようと一目散に出口に向かって歩き、私を見つけた途端に抱っこをせがんだりしていました。
今ではトリマーさんに連れられて来る間に、出口とは逆の方に歩きだしたり、色々な物の匂いを嗅いだり、トリマーさんにぽんぽんと叩かれて誘導される事にも全く怒らずΣ(゚Д゚ノ)ノ

割と突然に、気付いたらその様な感じになっていたので、正直驚きました。
同時に、犬の好奇心ってこんな感じだったなと、懐かしくも感じました。

私が名前を呼んだり「こっちだよー」と声を掛けても、マイペースにトコトコと、寄り道をしながら出てくる姿が新鮮です。
聞こえていないのか、気にしていないのかは分かりませんが‥。
もしかして、障害がなかったら、この様な好奇心を持つ一面もあったのかもしれません。


とにかく年を取ってきたChaiも微笑ましくて、益々可愛く思えてしまう飼い主です(笑)

大学病院の先生からは、加齢で神経の伝達が鈍る事もあると言われていました。
Chaiのてんかん発作・攻撃に関しては、関連があったのだと実感しています。
https://cloudless-sky.blog.ss-blog.jp/2018-05-19

ちなみに、痙攣発作は毎年2回程出ていましたが、昨年は1回だけでした。
今年も微妙な、痙攣とは言い難い位の、攻撃と同時の硬直感の様なものが一回でただけに留まっています。

認知症の予防に関しては、結局推奨サプリは使用していませんが、今の所兆候はありません。
皮膚炎との関連もあり、手作り食に亜麻仁油 or えごま油をごく少量加えているので、気持ち程度は違うのかもしれません。
杞憂していた「攻撃が酷くなる事」もなく、本当に助かっています。

実は、大学病院の行動診療科の受診は、3年前に終了しました。
次回に続く。
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ストレスと血尿 その2 [日常]

台風で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また二つも台風が近づいてきておりますが、どうか皆様ご無事で。

一気に冷えてきたので、膝に乗りたがり眠るChai。
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ぬいぐるみに囲まれてスヤスヤ。
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さてお正月の話の続きです。
実家の獣医で貰った薬が終わったので、念の為にかかりつけの獣医で尿検査をしました。
結果、全く問題なし(/・ω・)/

移動や環境の変化で血尿が出てしまったのだろう、との事でしたが
慣れた場所でもそれほどのストレスがかかるとは予想できませんでした。

この頃、耳だけではなく目も見え難くなっていたので、久々の場所で不安もあったのかもしれません。
(白内障の話はまた別の機会に。)

また後日談もあり、夏に新盆の為帰省した時のお話となります。

時期的にも道路が混んでおり、高速ではなく一般道で向かったのですが、そわそわして車中でほとんど眠れなかったChai。
ちゃんと目が見えていて、通常とは異なるルートと分かり、行き先が分からず不安だったのか、それとも暑かったからなのか‥。
暑いとすぐに吐いてしまうChaiなので、冷房を低めに設定して、保冷剤でも冷やしてはいました。

実家に到着し、またせっせとマーキングに励み、今回は大丈夫そう!
と思ったら夜中に血尿が出てしまいました。

前回同様、私のベッド脇でクンクンと鳴いて寝付けないようでしたが、抱っこして落ち着いた後はウトウト。
これを数回繰り返したら無事に眠れた様です[わーい(嬉しい顔)]

翌日は様子見で、水分を多めに取らせて、眠れるように部屋に引きこもり[家]

昨年より身内の不幸が続いていたので、それぞれのお墓参りに行く為に帰省したのですが、結局私はChaiと一緒に実家でお留守番。
でも他の人の気配がなければ落ち着いて眠れるChaiなので、午後には血尿も薄くなりほぼ回復。

帰宅してから尿検査をしたのですが、やはり通常通りの結果。
原因はストレスで確定でした[あせあせ(飛び散る汗)]

まだ日が浅いうちに慣れればと、お彼岸も帰省しようかと思ったのですが、日程が合わずに断念。
また年末どうしようかと悩みます。

一人と一匹だとやはり刺激が少ない気がするので、脳が薄くて認知症になる可能性も高いChaiには、程良い刺激を受けて貰いたいと思います。
しかし、慣れているはずの家族や実家でもストレスになってしまうのであれば考えものです。

月1の通院では震えてしまいますが、その位が良い刺激なのかもしれないなと感じました[病院]
がんばれChai!!
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ストレスと血尿 [日常]

またもや大型台風が接近中ですね[台風]
今季は台風の影響を受けやすい飼い主、早く通過する事を願うばかりです。
皆様もどうかご無事に。

狭い場所に入り込んで外をチェックするChai。
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頭隠して尻隠さず。
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Chaiは耳が遠くなったお陰で、雨風の音も気にならずに眠れる様です[ひらめき]
若い頃は雷や花火の音にも敏感で、吠えたり攻撃が出たり、ずっと抱っこしたりしていました。
もはや懐かしい思い出です[わーい(嬉しい顔)]

さてさて、そんな敏感なChaiですが、お正月に2年振りに実家にお泊りしました。
久々に車から外を眺めて嬉しそうにし、実家に到着した後はせっせとマーキングに励み、ここまでは通常通りでした。
しかし夜になっても頻尿でやけに膀胱を気にすると思っていたら、段々と血尿に…[がく~(落胆した顔)]

Chaiはストルバイトの経過観察中なので、その2週間前に尿検査をしたばかり。
結晶は見られず、pHは7辺りという状態が半年程続いており、問題はありませんでした。

実家到着前にホームセンターに買い物に寄ったのですが、そこで何度かトリミングをして貰っていたので、思い出しただけで震えてしまい、それが悪かったのかなと家族と話していました[あせあせ(飛び散る汗)]

実家に行くとほとんど昼寝が出来ないので、夜はぐっすりと眠るはずが、その日は長ーい夜を過ごしました[夜]
電気を消すとクゥーンと必死に私のベッドに登ろうとしたり、吠えたり、うろうろしては血尿の繰り返し。
吠えたら家族も眠れないだろうと思い、リビングのソファへ移動し、噛まれないかドキドキしながら横になったのですが、Chaiは私の上に登ったり、頭の上から足の先まで移動したり(笑)
落ち着いた頃にまたトイレでうろうろ‥と朝になりやっと1、2時間眠れました。

午前中に早速獣医へ[病院]
実家でかかっている獣医が移転し、更に立派な病院になっていました!
相変わらず混んでいて待ち時間は長いのですが、診察室に入ればすぐに採血し、カテーテルを入れ、その場で腹部エコーまで出来るというハイテクかつスムーズさ[ぴかぴか(新しい)]

いつもは一人で保定しているので慣れたつもりでしたが、仰向けにするのに「お母さん(!!)は頭の方を抑えてください」と言われ、必死に首を抑えてしまった飼い主[ふらふら]
抑えるのは前足の付け根で良いのだと分かり、そこはChaiが掻かれるのが好きなスポットでもありました!
病院なので反応はどうかなと思いながらも、抑えながら、かつ邪魔にならない程度にちょこちょこと掻いていたら、安心したのかとても大人しくエコーを受けられました。
Chaiも大分落ち着いたなぁとしみじみと感じました(笑)

結果、腎嚢胞がいくつか見えたものの大きな問題はなく、石はもしかしたらあるかもしれないという程度で見当たりませんでした。
結晶については、尿からも赤血球で見えないとの事。
ストルバイトではなく急性感染症もしくはストレスとの診断でした。

注射と飲み薬で午後には血尿も止まり、その日は夜もぐっすりと眠れました[ダッシュ(走り出すさま)]

長いので次に続きます[バッド(下向き矢印)]
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漢方薬の効果 [攻撃]

すっかりご無沙汰しておりますが、Chaiは元気にしています(∩´∀`)∩

5月5日で10歳になりました[バースデー][ぴかぴか(新しい)]
老化現象は見られますが、想像していた以上に元気なのでとても嬉しい限りです。

[カメラ]2月のある日、ケージにChaiが居ないと思ったら、出してあった毛布の上で寝ていました(笑) ぬいぐるみ置き場なので、不安定だろうに。
毛布の上で


[カメラ]こちらは、ぬいぐるみが面白いポジションに。相変わらず笑いと癒しを提供してくれるChaiです。
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皮膚やストルバイトの変化もあり、色々と報告したい所ですが、一先ず予告していた漢方の効果についてのお話です。

Chaiが大学病院から最初にすすめられたのは「抑肝散」という漢方でした。
神経の高ぶりを抑える効果があるとの事で、攻撃にも効くかもしれないというお話でした。

おそらく漢方は注文になる病院が多いのではないかと思います。
かかりつけの病院でも箱単位の注文になるのですが、たまたま試しに飲んだことのあるコがいたそうで、残っていた数袋をすぐに貰う事ができました。
残念ながら、そのコにはあまり効き目が見られなかったとの事でした。

Chaiは飲み始めてしばらくしたら、攻撃回数が減って来たかな?という印象はありました。

その頃の攻撃パターンは
①膝の上に乗った後に動きが止まり(凝視)、唸りとほぼ同時に攻撃
②ケージ内で凝視→飼い主が動いた時に飛び出してきて攻撃

全体的な攻撃回数が少し減り、特に①の回数に変化が見られました。

しかし漢方とは言え、副作用もあります。
飲み始めてから夕食後の吠えと、本棚等の物色をすることが増えました。
 →丁度ストルバイトの療法食を始めた頃で、食事の変更による影響も否めず。

服用開始後1か月半位の間、たまにごくごくっと唾を飲み込む様な仕草が現れました。
 →頻繁ではないし、てんかん発作の前兆の可能性もある為、抑肝散は継続。

⇒副作用として胃部不快感の報告がある事を知る、胃もたれかもしれないとのこと。

その後腸炎になる。
 →抑肝散を始めて数か月経つので、漢方の影響ではないと考えられるが、念の為変更となる。

⇒胃腸への成分が加わった「抑肝散加陳皮半夏」の服用を開始

半年経過した時点で、特に副作用は見られず、①の攻撃は減少したものの②の攻撃が増加
 →②に関しては別途トレーニングやパネル設置を行っていたが、抑肝散の効果が出ているのか不明

⇒様子を見る為に一旦量を減らすと、唸りや怪しい雰囲気が続く。抑肝散(加陳皮半夏)は効いていた事が判明!!

記録を読み返していたら、開始から既に1年半も経過している事に気付きました。
最近は②の攻撃も控えめになっており、また別のパターンが出現していますが、出血する様な攻撃はほぼなくなったので、とても過ごしやすくなりました[ぴかぴか(新しい)]

ちなみに気圧変化への効果については、Chaiが元々目立った変化があるわけではないので、残念ながら今の所発見はありません。
大きな気圧変化がある日は寝ている時間が長いので、少しでも負担が軽くなっていれば良いなと思います。

大学病院の担当医も言っていましたが、抑肝散だけで問題行動が解決するわけではありません。
しかしイライラが減ってリラックスした状態で過ごせる時間が増えれば、良い方向に向かいやすいだろう、との事。

末筆ながら、今回は特定の漢方薬の話でしたが、服用の際は自己判断ではなく、必ず獣医師の診察を受ける事をおすすめします[ひらめき]
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気象病 [日常]

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今夏もたまに使ってくれるクールマット(笑)

◆今回は人間の気象病についての話なので、漢方の効果を含めたChaiの話は次回になります

今夏は早くも3月末にエアコンを稼働させ、暑くなるだろうとは思っていたのですが‥
昨年より設定温度を4度も下げたのに効きが悪いです(-∧-;)

史上最速の梅雨明けに、最高気温も更新され、どうなることやらと思ったら、
久々に雨も降り暑さが和らぎ、獣医にも連れて行けたので一安心です。

しかし今度は大型台風の接近、上陸。
体調が天候に左右されないと良いのですが、水頭症を持つChaiと気圧に敏感な飼い主です(・・。)ゞ


低気圧の接近で偏頭痛や古傷が痛む等、何らかの症状が出る人がいるという事は身を持って知っていましたが、
現在は気象病外来/天気痛外来があるのですね!

今年の初めに書籍を読んでみたのですが、やはり内耳のセンサーについての記述もありました。
内耳から脳への信号と、目から入ってくる情報が食い違うので、乗り物酔いの症状と似ていて抗めまい剤が効くとの事。





本を読む前にかかりつけ医師がTVで見たと教えてくれて、頓服の酔い止めを服用し始めたのですが、
個人的には低気圧接近中の耳閉感や吐き気には効いています。
偏頭痛への効果は感じられませんが、天候以外の影響もあるので、一つの薬で全部をという訳にはいきませんね。

耳鼻科で貰うめまい止めは、頓服の酔い止めとはまた違い、
既に内耳の症状が出ている時に服用するからか、低気圧接近中の症状悪化は変わらず。
頓服の方で症状が軽くなると話したら驚いていました。

上記二種類の併用は可能との事で、抗めまい剤と言ってもその効果は一括りに出来ないことが分かりました。体質もあるかもしれません。

専門外来に行けるのが一番かもしれませんが、かかりつけの病院でも処方して貰えるかもしれませんので、気圧変化で症状が出る方は相談してみると良いかもしれません。
気圧で落ち込んだり、不安になるのとは逆に、興奮状態になる事もあるのだとか。
自律神経って奥深い!!

また当書で紹介されていた漢方が、たまたまChaiがてんかん(攻撃)の治療で服用しているものでした。
Chaiの場合は気圧変化との関連は低いようですが、次回書いてみたいと思います。


そしてこちらの書籍は気象予報士の方が書かれただけあり、天気のより詳しい説明がありました。


地震や豪雨で被害を受けた地域を台風が通過しそうなので心配ですが、どうかお気を付けてください。
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誕生日に思いを馳せる② [犬の水頭症]

気持ち良さそうに、目を開けて眠るChai[わーい(嬉しい顔)]
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水頭症と言えば、行動診療の先生にとっても当時のChaiのMRIの結果は衝撃的だったと言われましたΣ(・ω・ノ)ノ
あると思わなかったし、結構な重度だったからだそうです。

Chaiの場合は発見も遅く、もう病気が完成していたので利尿剤等も効果がなく、
症状もてんかん発作とそれに伴う攻撃行動が主なので、現在の治療はてんかんがメインとなっています。
しかし水頭症がベースとしてある事は、常に念頭におかなくてはならないと言われています。

大学病院での診察で、会陰ヘルニアが水頭症と関連しているかもしれない事、視力の事、人間で頭蓋内圧上昇の報告があった薬で吠えや異嗜が強まった可能性がある事も分かりました。

そして今後認知症になる可能性が高い事も改めて言われました。
脳が薄いので何処まで持つか分からないとの事(。•́︿•̀。)

認知症のサプリは8歳ではもう始めている事が多いそうで、かかりつけ獣医でも販売しているのを見かけました。
Chaiはてんかんに対する漢方の調整があるので、その後の話にはなるのですが、お値段もなかなか‥。

でも時代は確実に変化しています[ひらめき]
8年位前に先代犬が認知症になった時は、サプリどころかはっきりとした病名はついていなかったと記憶していますが、今や予防の話が出来るなんて!
やはり人間での様々な研究が進んでいる事も影響しているのだと感じました。


認知症と言われて一番心配な事は、攻撃行動が増す事なのですが(-∧-;)
そういうコもいるけれど、そんなにはないし、昼夜逆転で夜中に吠えたりする事が大変そうとのお話でした。
構わない事が一番だけれど、近所迷惑も考えるとなだめるしかなく、助長してしまう事が多いそう。
確かに‥我が家の壁は薄いし[あせあせ(飛び散る汗)]

と話している内に、攻撃性が増す心配は一旦薄れたのですが、夜中はChaiにとって鬼門なのです[がく~(落胆した顔)]
攻撃が起きるのはほぼ夜だし、特に寝起き等でぼーっと凝視し始めると攻撃に繋がります。
最近はChaiが夜中にトイレに起きて、私が片付けて戻ろうとするだけで刺激になってしまう様子。
噛まれてしまう事が増えたので弱気になっている飼い主ですが‥

未来を心配するより、今を考えなくては!


朗報(?)もあり、老化で脳の信号伝達が鈍ると、てんかん発作が起きにくくなる傾向があるそうです。
けいれん発作も攻撃も、良い方向に落ち着いてきてくれる事を願います。


Chaiが水頭症と分かった頃は、情報が本当に少なかったのです。
病気の知識としての記事はあっても、実際にどういう症状があり、どんな治療をしているのか等を、ブログに書かれている方もほとんどいませんでした。
最近はチワワの水頭症について書かれる方も増えてきて、やはり人気種ですし
今現在治療中だったり、悩んだりしている方は沢山いるのかもしれません。

種類特有の病気については、人気な時期にはあまり問題視されていない気がするので気がかりです。
ダックスの椎間板ヘルニアもそうだったと思いますし。
猫でも昨年海外でのスコティッシュフォールドの骨軟骨異形成についての問題の記事を読みましたが、日本でも人気種なので驚きました。

様々な病気についての研究、解明が進むこと、そして人間だけでなく沢山の犬猫が幸せに暮らせる事を心から願っています。
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誕生日に思いを馳せる [犬の水頭症]

更新が滞ってしまいましたが、Chaiは普段通りに過ごしています(*´∀`*)
5日で9歳になりました!早い早い。

変な所に頭を乗せているChai(笑)
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そしてスツールに顎をちょこんと。
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3月始めに一度腸炎になってしまいましたが、2日で回復[ぴかぴか(新しい)]
細菌や虫も見られず、拾い食いを疑われましたが(笑)
久々に長い留守番が続いたり、聴力が落ちたりした事もあり、ストレスだったのかもしれません。

聴力については、2月中旬から急にチャイムに反応しなくなったものの、人の声やスマホの着信音は聞こえている様子。
犬も人間の様に高音から聞こえ辛くなるのか[exclamation&question]
3月に大学病院の行動診療科の受診があったので聞いてみましたが、まだわかっていないそう。

なんとなく予兆の様なものはあり、11月頃にそれまでどうしても歩けなかった陸橋下の道を、
突然怖がらずに歩ける様になったので、念の為に報告してありました。
その時は他の音に対する反応の変化はなく、久々に通る道ならばその様な事もあるとの事で様子見でした。

以前は車の通りが激しい道も怖そうに早歩きで通っていましたが、今では草木の匂いを嗅いだりする余裕があり、
老化も悪い事ばかりではないなと感じます。


視力の変化も気になり報告してあったのですが、こちらは水頭症の影響の様です[ひらめき]
散歩中に他の事に気を取られ、電柱にぶつかってしまう事が数回あったり、
側溝の網目を普段は事前に避けるのに、踏んでからあっと飛び退いたりする時期がありました。

4歳頃ですが、神経学的検査を受けた際に瞳孔の反応が鈍く、後日眼科で詳しく眼底検査等をした事があります。
その結果異常はなかったのですが、たまーに、忘れた頃にですが、側溝に足を取られたり、物にぶつかったり、おやつが見えにくい事もあったり。
気圧の影響で視神経が圧迫される可能性はあるそうです。

診察室でChaiの実際の歩行の様子を見てもらいましたが、視力が衰えている感じはないとの事でした。

続く。
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ストルバイト結晶 その2 [日常]

積雪と最低気温の低さで、病院の薬を付けていても霜焼けが悪化してしまった飼い主(TT)
指の生体認証の反応も鈍く、登録し直したのですが、まさか自分の冷え症が原因だとは思いもせず(笑)

さて前回の続き、昨年12月から現在の話です。

手作りの食事内容をほぼ固定にして2週間後、8~9だったpH値が8になり、結晶も少し減った様子。
作冬のpH数は不明ですが、同じ食事内容で結晶が消えたのは、水分量の影響だったのか?
その後水分量は増やしたままなので、尿は薄めなのに高いpH値と結晶がまだ見えて担当医も懸念。

もう少し様子を見るとの事で、更に2週間後、pH値や結晶に変化はなし。
何故だかウロビリンだか何だか、黄疸も出ましたが、一過性のものでした。


自分なりに調べた所では、手作り食でマグネシウムが極端に過不足するはずもなく、
水分もご飯でたっぷり取っているので尿も濃くないし、我慢もしていない。

本に手作り食で治らなければ、感染対策と書いてあったので、担当医に聞いてみたけれど、
尿中に細菌も見えるが、膀胱炎を起こす程ではないし感染ではないとの事。

素人感覚かもしれませんが、皮膚炎も続いているので、細菌が体の中を巡り膀胱にも影響している可能性を尋ねるも、関連はないとの事。

根本的な原因は‥体質としか言いようがないそうです(-∧-;)
同じご飯を食べていても、出るコは出るそう。

pHも高めが続いているし、石が大きくなって詰まると大変なので、療法食を半分混ぜる事になりました。

色々と心配は残るのですが、冬だけかもしれないし‥
結晶が消えればフードも手作りに戻して良いとの事で、フードも病院以外での購入も快諾してくれました。


ちなみに今冬も昨冬も「結石が出て(出来て?)いる」と言われた記憶があり、石が出来ていると思い込んでいた飼い主。
どの位出来ているのか聞くと、確認するにはX線かエコー検査が必要と言われΣ(・ω・ノ)ノ
実際は尿中の結晶しか確認してない事もあり、タイトルは「ストルバイト結晶」となっています。

Chaiの場合、症状はトイレの場所を間違えるだけで、頻尿やしぶり等はないので、現段階では尿検査以外の予定はありません。


そして年は明け、ドライフードを追加して2週間後の尿検査。
結果だけ聞いたのですが、pHは7で結晶もちらほら見える程度に減っているとの事。

一先ずは落ち着いてくれて安心です[ダッシュ(走り出すさま)]
しかし、Chaiのフード探しはまだ続くのであった‥。


通常膝の上から降ろすと歩いてベッドに行くのですが、この時は横着(笑)
後ろ足をスツールの上に置いたまま寝ていました(●´艸`)
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ストルバイト結晶 その1 [日常]

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戌年ですね♪
良い一年となります様に[ぴかぴか(新しい)]

ストルバイト結晶について、昨年2月~11月の話です。

二年前頃から寒くなるとトイレを失敗する事が増え、その時は細菌性の膀胱炎との診断でした。
そして昨冬も失敗が増え、皮膚の方で抗生剤やステロイドを使用していたので、膀胱炎ならば効くと言われ様子を見ていたら、2月にはストルバイト結晶が出来ていました。

当時の担当医に療法食を勧められるものの、他の物を一切食べさせない様にとの話だったので

・会陰ヘルニアの関連で、大学病院からさつまいもを食べさせる様に言われている
・てんかんや皮膚の薬は、肉や魚で包まないと飲まない
・食物アレルギーがあるので結石を溶かす療法食は使えず、結石が出来にくくなる療法食になる
(・アレルギー対応の療法食は値段も高く、他の治療費を優先させたい)

等の理由から、完全手作り食にして様子を見る事で納得して貰いました。
ただ私が知っている殆どの獣医師が言うのですが、手作り食には詳しくない、との事なので自分で調べる事に。

それまでも朝はドライフード+トッピング、夜は手作り食だったので、ホリスティックケアカウンセラーを取得した時の教科書を引っ張り出し復習。
新たに食物アレルギーを持つ犬の為の手作り食の書籍を購入し、尿路結石のリサーチも念入りに…

と張り切った結果、1か月でストルバイト結晶が消滅[ひらめき]

担当医も驚いていたし、手作り食の良さを改めて感じた飼い主でした。


Chaiは水を殆ど飲まないし、留守番中にトイレもしないので、どうしても尿が濃くなってしまいます。
なので完全手作り食にして、更にお水をたっぷりいれてご飯と一緒に摂ることで、尿が薄くなりました。
あとサプリも効いたのかな?

これでめでたし、と終われれば良いのですが、皮膚に続き一筋縄ではいかず
(-∧-;)

その後定期的に尿検査をしており、夏に尿がアルカリ性に傾いているので、結石は出来ていないが気を付ける様にと言われ、気持ち程度ですが肉や魚の割合を増やしてみたのですが‥
寒くなりまたトイレの失敗が増え、尿検査でも結晶が出てしまいました。

前回とは担当医が変わっており、やはり詳しくないと言いながらもマグネシウムを減らす事、
本来の使い方とは異なるけれど半分療法食にして良くなるコもいる事を教えてくれました。

でもやはり手作り食でどうにかしたい飼い主‥
前回結晶が消滅した時と同じ食事内容で1か月様子を見てみました。
サプリはクランベリーとビタミンE等が混ざったものから、クランベリーパウダーに変更。

続く。


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