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恐怖からの攻撃 [攻撃]

Chaiの過去の様子を順に綴っています。
専門家に相談しようと決断した、もう一つの攻撃エピソードです。

当時2才だったChai、おやつの空袋を見つけ、咥えて逃げて行きました。
安全な物なら放置して飽きるのを待つ事も出来ますが、プラスチックが大好きなChai。
食べてしまう前に取らないと!
と私は壁に立てかけてあった金属性の柵を持ち出しました。

Chaiが苦手なその柵は、悪戯防止としていくつか部屋に置いてあります。
その柵を持ち出すだけで、咥えたものを置いて逃げていく‥

通常ならただそれだけの事、そのはずだったのです。

しかしChaiの逃げ込んだ玄関先にも飛び出し防止の柵が立っており、運悪く二つの柵に挟まれそうになりパニックに陥ったのだと思います。
私が空袋を拾っている間に、わざわざ柵を回り込んで向かってきて攻撃に出ました。

腕と脇腹に噛み付いてもまだ牙を剥くChai。
私も噛まれない様に必死で止めようとし、Chaiを壁に押し付ける様な形となった後、ガッと顔に衝撃が走りました。

気付けば鼻から血がたれて呆然とする私と、私の手の傷を申し訳なさそうに舐めているChai。

鼻の皮が薄い為血がなかなか止まらなかっただけで、幸い大きな怪我ではなかったのですが、
どう噛まれたのか小鼻と口内まで噛み跡がありました。
顔に傷をつけられたショックと、またか‥というやるせなさ。


飼い主の私が止められなければ、いつか他人に危害を加えてしまうかもしれない不安と責任。
普段とは違う攻撃中やその直後の様子を見ると、噛まざるを得ないChai自身も可哀そうだと思ったこと。
段々と一人で抱えきれなくなり、専門家の必要性を感じました。

そして何よりChaiを失いたくなかった。

失う‥
犬と噛み付きについて色々調べていた時に、特に海外では大型犬等の噛み癖が治らない場合の最終手段として安楽死がある事を知りました。
Chaiは小型犬とは言え、一度首を噛まれそうになり怖い思いをした事もあります。
噛まれて病院に行く時に「犬咬傷=保健所」と連想する事もあります。
医師から保健所に連絡が行きChaiが連れて行かれるのではないか、とまで考えてしまったりして‥

Chaiを手放す気は毛頭ないので、自分で守らなければならないと只管な思いでした。

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